チャンピオン犬とは

チャンピオン犬とは、
さまざまな組織のさまざまなチャンピオンタイトルがあります。
例えば、日本国内にも多くの組織があり、多くのチャンピオンタイトルが存在します。
ここでは、世界最大の畜犬団体組織であるFCI（世界畜犬連盟）傘下である、JKC（ジャパンケネルクラブ）で承認されているコンテストでのチャンピオンタイトルを説明しましょう。
IntCh インターナショナルチャンピオン
Eng Ch イギリスチャンピオン
Am Ch　アメリカチャンピオン
APAC Ch　エイパックチャンピオン
SEA Ch　サウスイースタンアジアンチャンピオン
Swe Ch　スウェーデンチャンピオン
Fin Ch　フィンランドチャンピオン
Phi Ch　フィリピンチャンピオン
Phi GCh　フィリピングランドチャンピオン
Mas Ch　マレーシアチャンピオン
Thai Ch　タイランドチャンピオン
Pak Ch　パキスタンチャンピオン
Sri Ch　スリランカチャンピオン
Tpe Ch　台湾チャンピオン
Jkc Ch　日本チャンピオン
Sin Ch　シンガポールチャンピオン
その他
現在JKCでの血統書上の表記では、　CHタイトルを複数個持っている犬に関して略式表記をしています。
例えば、　CH（Eng　Am　Fin）として表記されます。
また、多くのChタイトルを持っている犬は、記載上限がある為チャンピオンタイトルの全てを表記されていません。

①　チャンピオンになるため条件が必要

チャンピオン犬チャレンジの
条件は以下の通りです。
・FCI加盟団体認可の血統書が付いた犬である事
・所有者がFCI加盟団体認可クラブの会員である事
・犬が健康的で、衛生的であり、噛み癖などが無い事
・プードルなどは、クラブ指定のクリップが施されている事
・マルチーズ他ロングコート犬種は、既定のセットが行われている事
・JKCチャンピオンになる為には、３CC（チャンピオンカード）＋１MCC（メジャーチャンピオンカード）合計４枚のカードが必要で異なる2名以上の審査員が発行し、かつ4年以内に取得されていなければなりません。 詳しくはJKCサイトをご覧ください。
・その他

②　犬種のスタンダードを熟知しよう

チャンピオン犬になる為には、
FCI（国際畜犬連盟）は、犬種別の理想像を記載したスタンダード（犬種標準書）を熟知しなければなりません。
FCI組織に参加している世界中のケネルクラブは、このスタンダードにそくした審査が行われます。
JKCの簡略化されたスタンダードは、こちらからご覧になれます。
FCIの英語版スタンダードは、こちらからご覧になれます。
尚、FCIのスタンダードは基本的に原産国のスタンダードを用いています。
例えば、日本犬は日本のクラブであるJKCの主張が大いに反映されていると言う事になります。

チャンピオン犬　ふりりん

ヨーロッパ最大のドッグショー
ヨーロッパウィナー展で入賞した、当社繫殖犬パピヨン犬

チャンピオン犬　なみ

アジア最大のドッグショー　アジアウィナー展で
メス組全犬種最高位を受賞した
当犬舎自家繁殖犬パピヨン犬

③　ショートレーニングとショーグルーミング開始

チャンピオン犬 になる為には、 ドッグショーで必要枚数のCC（チャンピオンカード）を獲得しなければなりません。
世界中で、 最もチャンピオン完成犬が難しい国がイギリスです。
イギリスでは、年間で20数回のみのチャンピオンドッグショーしか開催されていません。
しかも数百頭のエントリーの中で、オス１枚、メス１枚のCCしか発行されません。
よって、1頭の強いチャンピオン犬がいてずっと活躍している場合は新しいチャンピオン犬は誕生しないと言う事になる訳ですね。

チャンピオン犬　マッシュ

ドッグショーの際に、スタンダードに記載されている、その犬種の理想的なムーブメントをさせる為に毎日トレーニングを行います。

チャンピオン犬　りょう

毎日のトレーニングで美しく立つ（スタック）する事を教えます

つづく