9.5.2000.up date
CONGRATULATIONS ! Big Win !! |
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"BOB"&"BOW&AOM"
http://www.papillonclub.org/2000NationalResults.htm
日本産のパピヨンがアメリカのナショナル スペシャリティで最高位の"BOB"をGET!
AmCH&JkcCh. Queen Bless JP Success Story "BOB"受賞!
JkcCh.Queen Bless JP Papillon Rouge "WB&BOW&AOM"受賞!
アメリカ ナショナル スペシャリティー....それは世界中の、全てのBreeder達にとって「夢の舞台」なのです。
そこでの"最高位BOB"はまさしく夢のまた夢!!
そのアメリカ ナショナル スペシャリティにおいて、日本産の犬が「BOB」を獲得したのは至上、2回目の素晴らしい快挙です。
1回目はドーベルマンでした。
しかも、今回のアメリカ ナショナル スペシャリティーは「おまけ」が付きました。
なんと、BOB犬の妹「空」も"WB&BOW&AOM"を獲得し、兄妹同時入賞を果たしたのです。
これは日本初の快挙と言えます。
●「アメリカからのBig News !!」
そう、それは忘れもしません、2000年4月24日月曜日の早朝でした。
私は前日2日間のDogShowを終えて、疲れ切って熟睡をしていました。
けたたましく鳴る電話のベルで起こされたのです。
寝ぼけ眼で電話に出ると、それはアメリカからの電話でした。
前日までは、あれほど気になっていた「2000 Papillon Club of America National Specialty」の結果ですが、その日はもう極度の疲労により、すっかり忘れて熟睡をしていたのです。
「Hello !」
「...」
「GAIAがBOB取ったよーーー」
「ほんとー」
たったそれだけの短い会話でした。
この時点では牝犬の入賞は知る由もなかったのです。
すぐに私は、詳しい情報を入手する為にパソコンのスイッチを入れ、Papillon Club of Americaのホームページにアクセスしました。
そこには、
一番上のBOBにGAIAの名前AmCH&JkcCh. Queen Bless JP Success Storyが記載され、その次にはBOS犬。
3つ目に目にしたのが、なんと我が家の「空」名前Queen Bless JP Papillon Rouge !
「え...何?」
「うそ...本当?」
等と眠気眼を擦りながらホームページに食い入っていました。
なんと、「Winners Bitch & Best of Winner & AOM」と記載されていたのです。
そこには「Papillon Club of America National Specialty」兄妹犬の同時入賞が紛れもなく報告されていました。
その日から私は海外とのE-mailの対応に大忙しの毎日を送っています。
では、その素晴らしい賞歴を受賞した、パピヨン達を紹介しましょう。
●「GAIAについて」
BOB獲得犬:AmCH&JkcCh. Queen Bless JP Success Story コールネーム:GAIA
GAIAは我が家の一人息子がウルトラマンシリーズから名前を付けました。
彼は父犬コンノア譲りの「ちょースペシャルやんちゃBoy」でした。
150cmのサークルをジャンプして脱走する事は朝飯前。
我が家の運動場へ出せば、何故かいつも全身砂だらけ。
女の子(牝犬)を見ればハイテンション!
そんなGAIAは10ヶ月で昨年4月のFCIアジアInt'l Dog Showにおいて、僅か10ヶ月で"WD"を獲得、JkcChを完成し、Handlerと共にアメリカ遠征に渡りました。
これはQueenBlessの渡米第一号犬でした。
GAIAのアメリカShowチャレンジは、そのほとんどを「オーバースペシャルBOB」で瞬く間にアメリカチャンピオンを完成したのです。
AmCh完成後、GAIAは2000年の「ウエストミンスター展」にエントリーするべく、約9ヶ月におよびShowをリタイアしておりました。
:Gaia10ヶ月、99年本部展:
●「アメリカでのメジャーデビュー」
しかし、GAIAはそのブランクをものともせず、2000年2月の「Papillon Club of America Specialty」において、なんと最後まで"BOB"を獲得した、世界的に有名な昨年のウエストミンスター展でのBIS受賞犬と戦い、見事に"AOM"を獲得したのです。
その上、同時にGAIAの妹「空」も私のHandlingにより"RWB"を獲得しました。
また、もう一頭Queen Bless Pressentimentも同時入賞をしました。
まさに、Papillon Club of America SpecialtyはQueen Bless の「アメリカン メジャー デビュー」となったのです。
:Gaia「Papillon Club of America Specialty」でAOM獲得!:
:「Papillon Club of America Specialty」でもう一頭の繁殖犬も入賞!:
●「2000年ウエストミンスター展」
さて、翌日はいよいよウエストミンスター当日、並み居る全米ランキングドックを撃破し、GAIAはなんと、牡組最高位の"BOS"を獲得しました。
若干20ヶ月の日本産の犬が、世界2大DogShowである、ウエストミンスター展で"BOS"を獲得した事は、まさに快挙と言えるでしょう。
この2日間で、GAIAは全米の多くのパピヨンファンシャーを魅了し、また多くの方より賞賛され、譲渡依頼を受けましたが、一時日本に帰国いたしました。
その後GAIAは日本において数胎の交配を行い、Handlerのバーバラ女史と共にアメリカのShowリンクに帰って行きました。
:2000年ウエストミンスター展でのGaia:
●「2000 Papillon Club of America National Specialty」
2000 Papillon Club of America National Specialty」はGAIAにとっては、アメリカ帰国直後のDog Showになりました。
しかし、いつものバイタリティでGAIAは見事にBig タイトル"Nat'l BOB"を獲得したのです。
当然このNational Specialtyには、世界が認めた名犬もフルコンデションでエントリーされ、他にもBISウイナーのパピヨンを初め247頭がエントリーされていました。
その名犬達に、アジアの東の果てで生まれた若干20ヶ月のGAIAが勝利したのです。
その上GAIAだけでなく、彼の妹である「空」までもが同時入賞したのです。
私にとって、いまだかつてこの様な名誉な事が他にあったでしょうか。
●「空について」
WB&BOW&AOM獲得犬:JkcCh. Queen Bless JP Papillon Rouge コールネーム:空
「空」は私が最後までKeepしていた秘蔵っ子でした。
硬いBodyと素晴らしい角度構成、ムーブメントで、エレガントな頭部表現をし大きな耳を有した彼女は、まさに「This is Papillon」でした。
在日中の彼女はBig Showで連続CCを獲得しジュニアクラスの短期間で、JkcChを完成しました。
そんな彼女は、昨年末にわざわざアメリカより来日したHandlerのバーバラ女史が選んだ2頭の内の1頭だったのです。
私は最後までバーバラ女史に「空」を譲ることを迷いました。
しかし、結局バーバラ女史の熱意に絆され「空」を彼女に託したのです。
「空」は今年のウエストミンスター前日に行われた「Papillon Club of America Specialty」において、私のHandlingによって"RWB"に入賞し、彼女のアメリカキャンペーンが開始されました。
「Papillon Club of America Specialty」において日本人のBreeder&Handlerでの入賞は初めての事でしょう。
そして「空」は2000.4/8 Silver State KCでBOSを獲得後、「2000 Papillon Club of America National Specialty」にチャレンジし、今回の素晴らしい成績を残したのです。
:空12ヶ月時:
●「Flash !!」
Queen Blessパピヨンがアメリカチャレンジを初めてまだ10ヶ月です。
他にもQueen Blessはパピヨンの本場スカンジナビアに5頭を輸出しています。
今年2月に輸出した、#1Puppy'99&JkcCh.マジカル ゴードン Of アール エトワール(マーク)は、若干18ヶ月の若さでFCIインターナショナルDog Showにおいて連続"オーバースペシャルBOB&Group"入賞をし、"フィンランドCH"を完成しました!
本場のスカンジナビアで、すでに2枚のCACIBを獲得しております。
日本産のパピヨンが本場スカンジナビアで、本年度ランキング上位に入賞するのは間違いないでしょう。
Queen Blessパピヨンの世界キャンペーンは、まだ始まったばかりです。
次はどんな素晴らしいNewsが世界各国から届く事でしょうか。
:マーク生後15ヶ月時:
●「スタンダード」
ここで、美しい犬のBreedingについて簡単にお話ししましょう。
それは、やはりスタンダードの正確な理解、追求にあるのでしょう。
パピヨンはその特徴である、とても大きな耳は先が丸く、決して尖った小さな耳であってはいけません。
顔はチワワやポメラニアンの様であってはいけないのです。
コートにおいてはFine Silkyであり、アンダーコートがあってはいけないのです。
皆さんはこのアンダーコートがあることにより、毛量が多いと誤解をされていないでしょうか。
またもう一つのパピヨンの特徴はテールです。
パピヨンのテールは高くSetされ、背の上でアーチ状に保持しなければなりません。
マルチーズのテールの様に、サイドに巻き込んでは決していけないのです。
パピヨンのスタンダードについては、長くなるので次の機会に譲りましょう。
:Gaiaの美しい頭部表現:
最後になりましたが、彼らはまさにQueen BlessのSuccess Storyそのものだと言えるでしょう。
これらの素晴らしい名誉をQueen Bless のパピヨンに与えて下さった、アメリカの著名ジャッジの方々並びに、関係者各位にあらためて感謝致します。
ホームページ http://www.pcs.ne.jp/~papillon/
Breeder: Queen Bless Papillons 江島 千恵 Tel: 0593-28-3125